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【スラムダンク】「はらたいらさんに3000点」の意味は何だったのか?

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永久不滅の青春バスケ漫画スラムダンクでは、数々の明言・名シーンが生まれています。

そんなスラムダンクの中で、スラダンファンにとって未だに理解できない珍名言がありますね。

陵南のボス猿こと魚住が言い放った「はらたいらさんに3000点」です。

この言葉の意味が何だったのか?を調べてた結果、面白い事実が発覚しました。

まだ、魚住の「はらたいらさんに3000点」の意味を知らない方は是非読み進めてください。

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魚住の「はらたいらさんに3000点」の意味は?

魚住の「はらたいらさんに3000点」は、この場面で生まれました。

昨年までは県大会一回戦敗退常連の超弱小校『湘北高校』が、流川桜木の加入や宮城の復帰、そして元中学MVPの三井の電撃復活により神奈川県予選で快進撃を続け、ついには神奈川ベスト4をかけて全国大会常連校の『翔陽高校』と戦うことに。

話題の一戦を他校が注目するなか客席では常勝海南メンバーと強豪陵南メンバーが湘北対翔陽の勝敗予想を始める。

仙道から「海南はどっちが勝つと踏んでるんすか?牧さん」と予想を聞かれると牧は、「10点差で翔陽」と翔陽の勝利を予想します。

一方の陵南は、神から「陵南は?魚住さん」と聞かれると魚住が「はらたいらさんに3000点」と答えましたね。

この場面を見ていた桜木軍団は「さすがボス猿」と言って興奮していましたが、よくよく考えると「はらたいらさんに3000点」ってなんなんだ?と当時、単行本を読んでいた私は思いました。

おそらくこう思ったのは私だけではないはずです。

魚住はライバル赤木がいる湘北を応援して描写があったので、湘北勝利を予想してたと思うのですが、あれは簡潔言うとギャグのようですね。

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「はらたいらさんに3000点」はギャグだった!!

スラムダンクの連載当時には『クイズダービー』というクイズ番組が大流行していたようです。

この番組はクイズ正解者の他に素人が参加し誰が正解するかを選んで点数をかけ、正解すれば点数が競馬のように増えるという内容だったみたいです。

で、その番組に出演していた『はらたいらさん』という方の正解率が異常に高かっため、番組ファンの間では何かと点数の話になるたびに「はらたいらさんに3000点」と言っていたというのが真相のようです。

ちなみにこの動画が『クイズダービー』です。

つまり、あの時の魚住は湘北が勝つとも翔陽が勝つとも明言せずに、ただギャグ(ボケ)をぶっこんでいだということになります。

作者の井上さんは魚住のおちゃめな一面を表したかったのかもしれませんね。

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はたいらさんは漫画家

ちなみにはらたいらさんは漫画家で、『週刊漫画ゴラク』にされた連載『モンローちゃん』という作品が代表作のようです。

その他にも自身がガキ大将だったことから『最後のガキ大将』という著書を出したのですが、後々に話題となりTBS系でドラマ化されています。

本名は原平(はらたいら)で、2006年には肝臓がんで惜しまれつつも失くなられました。

ちなみに『クイズダービー』での正解率は驚異の74.7%だったようです。

このことから誰かの予想に乗っかるときは「はらたいさんに3000点」と表現するようになったわけですが、そうなると魚住は牧が言った翔陽勝利に乗っかったとも取ることができます。

しかし、湘北が海南と戦ってるときは赤木に対して「倒せ赤木!!牧を倒してこい!!」と応援していた魚住ですから、きっと湘北の勝利を予想していたはずです。

というか湘北が勝利し決勝リーグで赤木と戦うことを魚住は願っていたと思います。

いずれにしても「はらたいらさんに3000点」は当時はやっていたクイズ番組から生まれたギャグということでした。

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