コラム

【スラムダンクその後】インターハイ優勝した高校は?

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不朽の青春バスケ漫画スラムダンク。

1990年代のバスケットブームを作り出したバスケ漫画の金字塔は、連載終了から20年以上もたった現在もその人気は衰えをしりませんね。

スラムダンクファンにとって未だに話題になるのが、インターハイのその後ではないでしょうか?

激動の山王戦に勝利した主人公桜木花道が所属する湘北ですが、続く三回戦では愛和学院「うそのようにぼろ負けした」という、あっさりとした文章だけの描写に終わっています。

またインターハイの優勝校など、大会の詳細は明らかにされていません。

そんなこともあってスラムダンクファンは、未だにインターハイを優勝した高校はどこなのかを議論していますね。

この記事ではそんな気になるスラムダンクのその後と、インターハイ優勝校はどこだったのかに迫ってみます。

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インターハイのトーナメント

スラムダンクトーナメント表

冒頭でもふれたようにインターハイの続きや、優勝校がどこなのかは一切触れられずにスラムダンクは終了しました。

唯一残された情報は、湘北と同じ神奈川代表の海南が全国二位になっていることです。

そのことをふまえてトーナメント表を見てみると、インターハイの優勝校がある程度絞られてきますね。

海南が準優勝しているので、同じブロックの湘北を倒した愛和学院の優勝説はなくなります。

愛和学院が順当に勝ち進んだと考えると、準々決勝で海南と戦い海南が愛和学院に勝利したことになる。

湘北にギリギリ勝利した海南に負けてしまうとは、愛和学院は何のために現れたのか?

と疑問にも思ってしまいますね。

それとも湘北との戦いから海南がとてつもなく強くなったのか?

ここらへんはもう読者がそれぞれ想像するしかありません。

いずれにしても海南が準優勝ということなので、海南側ブロックの優勝説はなくなります。

つまり、海南と逆ブロックの高校が優勝候補になるわけです。

そうなると優勝候補大本命になるのが、大阪1位の大栄学園と愛知県1位の明朋工業ではないでしょうか。

この2チームだけが作中で描写があったチームですね。

大栄学園は大坂予選で、湘北と戦った豊玉との試合が描かれていました。

陵南の彦一が本当に注意せなあかんのここやでと、大栄学園を警戒しています。

また土屋淳という大栄学園の中心選手のプレー中の描写があり、彦一いわくどことなく仙道タイプの選手ということでした。

全国Aクラスに評される豊玉を翻弄していた、土屋率いる大栄学園は相当なる強さを持っていることが想像できます。

もう一つの優勝候補が、愛知県予選で全国ベスト4の愛和学院を破った名朋工業。

名朋工業は怪物一年生の森重寛を擁していて、作中のナレーションでは「日本は森重寛をる」と語られています。

森重の全国デビューは、50得点22リバウンド10ブロックという規格外なスタッツを残していましたね。

スラムダンクファンの中では、この二校のどちらかがインターハイ優勝した説が多いのでは?

 

決勝に進んだんのは

森重

前出したように森重擁する名朋工業と、土屋率いる大栄学園が優勝候補の大本命ですが、この二チームは勝ち進むと準々決勝で戦うことになります。

ここでどちらが勝利したのかを考える上でヒントになるのが、「日本は森重寛を知る」というナレーションです。

このナレーションから考えられるのが二つの説です。

一つ目は名朋工業がインターハイ優勝をはたし、その原動力となった森重の名前が日本中に知れ渡った説。

二つ目は、名朋工業が負けてしまったが森重の規格外の活躍ぶりで、森重の名前が日本中に知れ渡った説。

バスケットは野球ほどメジャーなスポーツではなく、甲子園のようにテレビ放送があるわけでもないので、決勝戦に進まなければそれほど注目されないような気がします。

しかし陵南の仙道のように全国に出ていなくても、雑誌で大きく扱われている場合もあるので、必ずしも森重擁する名朋工業が勝ち進んだとも言い切れないのです。

大栄学園と名朋工業の勝敗はどうなったのか....

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ノーマークの高校が優勝候補

スラムダンクトーナメント表01

大栄学園vs名朋工業はどちらが勝利したのかが気になりますが、実は意外な高校が優勝候補なのです。

もう一度トーナメント表を見てみると、意外な優勝候補が見えてきます。

前年度の王者である山王工業はシードになっていますが、他にもシード校が3校。

前年度全国4位だった海南、前年度全国4位だった愛和学院を県予選で破った名朋工業。

そして、大栄学園と名朋工業側のブロックのもう一つのシード校が博多商大付属。

じつはこの博多大商付属が優勝候補の大本命なのです。

この博多大商付属は、福岡の名門校である福岡大付属大濠高校がモデルになっているチームで、作者の井上氏も博多大商付属の優勝をにおわせる発言をしています。

プロバスケット選手の岡田優介さんとの対談で、こんな会話がありました。

 

岡田「ちなみにあれ優勝したのどこなんですか?」

井上「いやあ、それはね...」

岡田「それはなしすか?」

岡田「二位は海南じゃないですか?」

「ぼく一位はあそこなのかな、名朋工業なのかな」

井上「あのねそれはないんですよ」

岡田「ちゃんとあるんですか答えが?」

井上「一応あるんですよ僕の中の答えが」

「優勝したっていうチームは描かれてないんで」

岡田「でてこないチーム?」

井上「でてこないチームで」

「名朋優勝じゃヤダなって。まさに才能っていうか、そういう選手はやだなって」

岡田「これぼく一番いいもの引き出したんじゃないですか?」

こんなやり取りがあり、インターハイ優勝したのは名朋でも大栄学園でもない別のチームということです。

となると作中に出てこなかったシード校の博多大商付属が、優勝候補の大本命になります。

ただ井上氏は名前までは名言していませんので、確定ではありませんが。

また井上氏の出身地である鹿児島県の大隅第二高校という可能性もあります。

ただ現時点でわかっていることは、インターハイの優勝校は名朋工業でも大栄学園でもないということです。

 

 

あれから10日後

あれから10日後 桜木

スラムダンク連載15周年を迎え、総発行部数が1億冊をこえたことを記念しファン感謝イベントが行われました。

『10 DAYS AFTER』と称されたこのイベントでは、神奈川県立三崎高等学校の旧校舎で、スラムダンク作者の井上氏が自ら黒板に続きを描きました。

このイベントではスラムダンク本編終了から10日後が描かれています。

作者の井上氏は、このイベントの告知を自身のホームページでしかしなかったにも関わらず、三日間で訪れたファンの数は5000人もいたようです。

このストーリーはリハビリを続ける桜木と晴子の文通のやり取りが中心に進んでいき、主要キャラクターの様子が描かれています。

10日後とあってそれほど物語は進んでいませんが、スラムダンクファンにとっては満足できる内容になっていますよ。

スラムダンクあれから10日後はこちらの記事からどうぞ
スラムダンク最終回から10日後、それぞれの物語!

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CMでスラムダンクの続きが!

スラムダンクCM

あれから10日後では、スラムダンク最終回から10日後の様子が描かれていましたが、2009年に放送された資生堂とタイアップされたCMでは、さらにその後の湘北が見れます。

CMでは湘北メンバーの試合中の様子が出てきます。

まずは湘北のスーパールーキー流川楓が登場し、華麗なドリブル突破からダンクを狙います。

次に桜木花道と宮城リョータが登場し、みごとな連携から桜木がダンクを狙います。

しかし2人ともゴールを決めることができません。

なぜならシュートの瞬間に消しゴムが現れて、ゴールを別のものにかきかえてしまうからです。

流川の場合はゴールがコンサートドラムになりボールが弾かれて、桜木の場合は水入りのバケツになり大量の水を浴びてしまいます。

清涼系の演出がされているわけですね。

このCMだけではスラムダンクのその後は良く分かりませんが、『あれから10日後』では描かれていない、4番のユニフォームを着た宮城の姿や、髪の毛が伸びた桜木の様子が見れます。

時系列的に見れば、このCMがスラムダンクの最新話ということになりますね。

スラムダンクCM動画はこちら

 

その後、続きは見れるのか?

桜木、流川、ハイタッチ

スラムダンク単行本では最終31巻の最後に「湘北高校バスケットボール部(完)」の文字がありますが、ジャンプでは「弟1部完」と続きをにおわせています。

はたしてスラムダンクの続きを見れるときはくるのか。

作者の井上氏はスラムダンクの続きについて、こう語っています。

「続きはあるかもしれない」

「描きたくなったら続きを描く」

 

井上氏は続きを描くことを否定も肯定もしていません。

なので可能性としてはフィフティーフィフティーと言ったところでしょうか。

しかし実際問題、これからスラムダンクの続きを描く場合は、連載終了から20年以上がたっていて、バスケットのルールやそもそも時代背景自体が変わっていますので、どのように描くのか難しいところだと思います。

それに作者の井上氏は、連載終了後のテレビ番組にてこんなことも言っています。

「インターハイの組み合わせを作った時点で山王戦が最後と決めていた」

「トーナメント表を出したからには決勝まで行くっていう決まった道はもう進みたくない」

「前の試合よりもつまんない試合は絶対描きたくない」

「山王戦より面白い試合は描けないと思っていた」

「テンション高いところで終わらないと、作品にとって不幸になっていく」

つまり井上氏の中では、スラムダンクは山王戦が最高であり最高の終わり方をしたということですね。

なので、井上氏が完全燃焼している以上スラムダンクの続きが見られる可能性は、限りなく低いでしょう。

 

まとめ

スラムダンクその後とインターハイ優勝した高校についてまとめました。

まずインターハイの優勝校は大栄学園でも名朋工業でもない高校で、博多商大付属が優勝候補大本命でした。

スラムダンクその後は、『あれから10日後』や資生堂とタイアップしたCMで少しだけ描かれています。

気になるスラムダンクの続編ですが、描かれる可能性は限りなく低いです。

 

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