スラムダンクの強豪校、陵南のスターディングガード植草智之。
かなり地味なキャラクターの植草だが実力はどれほどなのか?
本当に陵南にとって欠かせない存在なのかを検証してみます。
植草智之プロフィール
・陵南高校二年生
・身長:170cm
・体重:62kg
・ポジション:ポイントガード
・背番号:8番
・特徴:坊主
田岡先生いわく
「派手さはないがミスが少なくバスケットを良く知っているガード」
らしい。
植草の初登場シーン
植草の初登場シーンは湘北との練習試合のときでした。
前年に神奈川ベスト4に入った強豪チームだけに、風格は一流っぽく描かれていましたね。
マッチアップする安田からボールを奪うシーンもあり、さすが強豪校のスタメンといった感じです。
試合は最後までどちらが勝つかわからない展開になりますが、植草は落ち着いていましたね。
この植草の落ち着きぶりには、安田も驚きを隠せないようでした。
「なんて落ち着きだこのどたん場で...少しはあわててくれ。これが強豪陵南のスターディングガードか...くそ!!」
と心の中で叫ぶ安田。
最終的には陵南がこの試合を制しましたが、仙道とともに逆転のシュートに絡んだのが植草でした。
仙道と2対1で攻め入ったのが植草だったのを忘れている人は多いのでは?
練習試合までの植草はかなりの実力者に見えます。
どんどん地味になる植草
湘北との練習試合では、強豪校のスターディングガードにふさわしい活躍を見せた植草でしたが、その後はいっきに地味な存在に。
陵南が再登場したのは決勝リーグでの武里戦ですが、それまで植草の発言などは一切ありませんでした。
武里戦でもとくに植草の活躍は描かれず、いっきに地味キャラになっていきます。
越野はシュートを決めるところが描かれていますが...
植草の地味キャラが定着した試合と言ってもいいかもしれません。
待望の植草再登場
地味ながら植草の活躍が見られたのが王者海南戦です。
この試合は本来ならポイントガードをつとめる植草が海南の牧とマッチアップするのですが、役不足ということで仙道が牧とマッチアップしました。
さらにはポイントガードの役割まで仙道に任せたため、植草はいっきにトップガードから脱落した印象です。
海南戦ではシュートを二本決めた描写がありますが、それ以外の活躍は一切ありません。
シュートを決めたのも仙道のおぜん立てがあってのものでした。
ノーマークのシュートを決める力はあるようです。
植草最後の試合
海南戦で目立った活躍がなかった植草が再び登場したのは湘北戦のこと。
この試合が植草最後の登場シーンです。
湘北戦では両行のスターディングファイブが紹介されましたね。
陵南のスターディングファイブが紹介されたときは田岡先生の独り言がさく裂し、メンバーそれぞれの解説をしてくれました。
そのときの植草の解説がこちら
「宮城のような派手さはないがミスが少なくバスケットをよく知っているPGだ。
今や二人とも陵南に欠かせない存在にまで成長した...!!」
この田岡先生の発言により植草のキャラクターは完全に地味なものになりました。
そもそも田岡先生は宮城をポイントガードとして陵南に入れる計画だったようです。
しかしその計画は失敗に終わり植草を使っているわけですから、植草は宮城の保険とも言えます。
いざ湘北との試合が始まっても植草の活躍は出てきません。
この試合のメインは福田・仙道・魚住の三人でしたからね。
唯一植草について描かれたのは、宮城とマッチアップし疲弊しているとこだけです。
植草同様の脇役の越野や池上らは少なからず活躍が描かれているのに、植草の活躍はいっさいえがかれていませんでした。
むしろ魚住と代わって途中から試合に出てきた管平の方が存在感があるくらいです。
しまいには宮城にパスカットされて二点を奪われるという単独事故を起こす始末。
最初に登場したときの強豪校のスターディングガードの凄みは完全に無くなってしまいました。
この試合では最後まで植草の活躍は見られませんでした。
植草の実力は?陵南にとってかかせない選手なのか?
ここまで地味キャラ植草の活躍を振り返りましたが、植草の実力はどれほどなのかを、神奈川のポイントガードの中で比較してみます。
神奈川ポイントガードランキング
1位.牧紳一
2位.藤真
3位.宮城リョータ
4位.植草智之
作中に登場したキャラクターを見ていくと植草は、意外にも県でベスト4に入るポイントガードなのです。
地味すぎるがゆえに実力も下に見られがちな植草ですが、神奈川の中で見れば上位のポイントガードなのです。
ただ、牧・藤真・宮城らが全国でもトップレベルのポイントガードなので植草はより地味に見えてくるのでしょう。
田岡先生の植草に対する高い評価は妥当なのかもしれませんね。
他チームからすれば欲しがられる実力を植草は持っているのかもしれません。
ただ地味すぎる植草...
ただ、陵南には控えのポイントガードが存在しないので、植草は陵南にとって欠かせない存在なのは間違いありません。
まとめ
スラムダンクの中でかなり地味なキャラクターである植草の実力を検証してみました。
植草が活躍したシーンは少ないですが、植草の実力は神奈川のポイントガードで見ればベスト4に入る程度ということでした。
ボール運びとディフェンスをそれなりのレベルでできる選手といったところでしょう。
陵南はフロントコート陣が派手なだけに、バックコート陣がより地味に見えてしまいます。
植草がもう少し成長すれば陵南はさらに強くなれるでしょう。
ということで植草は陵南にとってかかせない存在ということは間違いないということでした。
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