スラムダンクの清田信長と言えば、強豪海南大付属高校の一年生ルーキーですね。
自称ナンバーワンルーキーの清田は、お調子者な性格が桜木と被るところがあります。
そんなお調子者のイメージが強い清田ですが、身体能力は凄まじく高く180cmにも満たない身長で軽々とダンクシュートを決めます。
身体能力だけ見れば作中最強かもしれませんえ。
この記事では、そんな海南の自称ゴールデンルーキー清田信長を徹底解析してみます。
清田信長プロフィール
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海南大付属高校1年生
身長:178cm
体重:65kg
血液型:B型
背番号:10番
ポジション:シューティングガード
バッシュ:Reebok INTIMIDATOR (WHITE&PURPLE)※牧のバッシュと同じ
ポジション・プレースタイル
清田のポジションはシューティングガードです。
シューティングガード言うとシューターが多いポジションのイメージですが、清田は作中でダンクシュートしかしていません。
得点パターンは切り込んでダンクする、いわゆるスラッシャータイプのシューティングガードと言えますね。
清田が唯一シュートを打っているシーンは、湘北戦でのフリースローだけです。
湘北に怒涛の追い上げをされる中絶対に決めなければいけない状況で、清田は二本ともフリースローを外しました。
おそらく清田はシュートが下手なのでしょう。
なにせ、あの牧がチームメイトにいながらジャンプシュートを一本も打ってないわけですから。
牧があれだけペネトレイトでディフェンスを引き寄せているわけですから、清田がフリーになることは多いはずです。
しかも海南には神という最強の決定力を誇る3ポイントシューターがいるわけですから、清田は尚更フリーになるはずです。
それなのにも関わらず試合中にジャンプシュートを打つ描写がないということは、シュートが下手なんでしょう。
得意技はダンク
清田の身長は178cmですが強烈なダンクシュートを得意としています。
ばねが半端ではないです。
清田がダンクシュートを決めたのは、湘北戦と陵南戦、そして全国大会一回戦での馬宮西戦でした。
湘北戦では桜木のブロックをかわしてのリバースダンクシュートでしたね。
試合が始まる前に清田は、翔陽戦でダンクを決めた桜木に対し
「見てたぜ翔陽戦。ダンク決める気分てのはどんな気分だ」
と聞いていました。
このやり取りがダンクを決める伏線となりましたね。
身長178cmの清田が、身長188cmの桜木からダンクシュートを決めるとは、いったいどんなばねをしているのかっていう感じです。
桜木は作中ナンバーワンのジャンプ力を持っていますが、このダンクを考えると清田がナンバーワンのジャンプ力の持ち主かもしれません。
しかし陵南戦での清田のダンクは、もっとアンビリーバブルでした。
陵南戦での海南は、ポイントガードに仙道を起用し、さらにこれまで謹慎していたスコアラー福田が復帰した陵南に劣勢をしいられました。
試合開始早々に10点差以上をつけられてしまいます。
この状況を打開したのが清田のダンクシュートでした。
牧からペイントエリアでパスをもらった清田は、目の前に2mセンター魚住が待ち構えているにも関わらず、迷わずダンクに行きました。
身長178cmの清田と身長202cmの魚住、その身長差は24cmもあり魚住がブロックを決めると思われましたが、なんと清田が魚住の上からダンクシュートを成功させましたね。
衝撃的な清田のばねです。
スラムダンクのナンバーワンダンカーは清田かもしれませんね。
野性的なディフェンス
清田と言えばダンクのイメージが強いですが、身体能力を活かした野性的なディフェンスも魅力ですね。
湘北戦では同じ一年生ルーキーの流川とマッチアップしました。
前半戦は流川に好き放題に得点を許した海南と清田ですが、後半はディフェンスだけに注力した清田は流川を抑えることに成功しました。
そんな清田のディフェンスに野性味を感じたのは、流川に抜かれたあとに後ろに倒れこむようにしてドリブルをスティールしたシーンです。
結局はファールになってしまいますが、抜いたはずなのに反応してくる清田の野生的な動きに流川も驚いたのでは。
これだけの身体能力がるなら、山王工業の沢北とマッチアップしたら面白そうですよね。
沢北とマッチアップした流川はディフェンスが得意ではないため、全く沢北を止められませんでした。
しかし清田の野生なら流川よりも沢北を止められるかもしれませんね。
また、清田の野生は身体能力だけではなく、洞察力にもあります。
湘北戦での最終盤の三井の3ポイントを阻止したのは清田でした。
直前に三井の表情を見ていた清田は、三井が3ポイントシュートを狙っていることを感じ取っていましたね。
清田のあの爪ブロックがなければ海南は湘北に負けていたでしょう。
三井はシュートタッチがばっちり決まった表情をしていましたからね。
恐るべし清田の野性
清田のモデル
スラムダンクの主要キャラクターには、それぞれモデルとなった選手がいます。
清田のモデルとなったのはNBAで活躍したショーン・ケンプと言われています。
派手なプレースタイルなど清田と被るところが多い選手です。
ショーン・ケンプは身長208cmの巨漢で、ポジションはパワーフォワード
だったため清田とは体格的なところは違います。
ただプレースタイルは、とにかく走る、とにかく飛ぶ、ダンクするというプレースタイルだったので清田とまるかぶりです。
そんなショーン・ケンプがモデルになったことで、清田はシュート力がない選手になったのかもしれません。
ケンプが活躍したのはシアトル・スーパーソニックス時代で、1996年にはNBAファイナルに進みました。
しかしマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに敗れて優勝を逃しています。
ちなみに清田がライバル視する流川楓のモデルはマイケル・ジョーダンです。
清田は流川に後れをとっている印象ですが、モデルとなったケンプもジョーダンに負けています。
目立ちたがり屋だがいいやつ
清田と言えばお調子者性格をしていて、そのお調子者ぶりは桜木とも五部をはります。
湘北戦での試合前では謎にボールハンドリングを披露して注目を浴びていました。
また事あるごとに自分をナンバーワンルーキーと褒めたたえています。
陵南戦での試合前のアップ時には目立とうとして、一人アリウープをするもバウンドさせたボールがリングに入ってしまい失敗に終わりました。
しかもその後に、仙道・福田コンビによるアリウープが決められてしまい、より恥ずかしい人になっていしまいしたね。
とにかく自分が目立つことに命を懸ける清田ですが、先輩を敬う気持ちや先輩をたてる気持ちを持っているいいやつです。
清田は海南のキャプテンの牧を始め先輩を崇拝しています。
とにかく牧に対するリスペクトは凄く、清田が唯一従順しているのが牧です。
牧以外にも神や宮益もリスペクトしています。
神が3ポイントを決めた際は、天才と褒めたたえています。
また先輩にみえないくらいひょろい体格をした宮益のことも、先輩として立てています。
宮益が初登場したのは湘北戦でしたが、宮益は出場早々にボールを宮城から奪われてしまいます。
すると清田は「宮さんリラーックス」と声をかけ、宮益の凡ミスに嫌な顔一つしません。
自信をナンバーワンルーキーとうたっている清田ですが、先輩をたてるいいやつなことがわかります。
将来は海南のエースに
海南は三年に帝王・牧がいて、二年には神奈川得点王の神がいるため、清田の負担はそんなに多くはありません。
しかし牧が引退すれば清田もさらに成長していかなければいけません。
今の海南は牧のワンマン的な要素が大きいですから。
いずれは清田が海南をしょって立つときが来ます。
そのためには苦手なジャンプシュートを克服する必要があるでしょう。
また絶対的な司令塔の牧がいなくなれば、代わりの司令塔が必要に
なります。
そうなるとボールハンドリングやスピードのある清田がポイントガードにコンバートされる可能性が高いです。
おそらくこれまでの清田はポイントガードはしたことがないでしょうから、
ポイントガードに慣れるのには時間がかかるかもしれませんね。
しかし、清田が完全にポイントガードになじめば、高い身体能力を活かし
牧のようなペネトレイトからアシストを出す選手になれるでしょう。
また、清田が三年になれば海南のキャプテンになることが予想されます。
今はお調子者の清田ですが、三年になったときにどんなキャプテン、どんな選手になっているのかが楽しみですね。
まとめ
海南のお調子者ルーキー清田信長を徹底解析しました。
高い身体能力を活かしたダンクやディフェンスが、清田最大の魅力です。
特に陵南戦で魚住相手にかましたダンクを見ると、スラムダンクのナンバーワンダンカーは清田かもしれません。
そんな清田はジャンプシュートを苦手としているので、これからの課題はシュート力の向上です。
またお調子者の性格とはうらはらに先輩のことは必ずたてるいいやつです。
いずれ牧や神が引退すれば、清田が海南を引っ張っていくことは間違いありません。
将来的には牧がつとめていたポイントガードを清田がこなすことになるでしょう。
今は身体能力が高いだけのお調子者ですが、将来的には素晴らしい選手になるのでは。
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