スラムダンクのカーネル・サンダース、安西先生の名言を集めてみました。
普段は置物のような安西先生ですが、実は元全日本代表という経歴の持ち主で、ときにシリアスな名言を残しています。
それでは安西先生の心に刺さる名言を見ていきましょう。
安西先生名言集
「ホッホッホッ!!おもしろそうじゃないですか 出してあげなさい赤木君」
赤木はバスケ初心者の桜木をゲームに出させなかったが、桜木に懇願された安西先生は、快く桜木の出場を許可しました。
安西先生は一目で桜木の才能に気付いていたのでしょう。
人の力を見抜く安西先生の能力は本当にすごいですね。
「ラスト2分が勝負 行けますか?」
普段は温和な安西先生ですが、勝負のかかったこの場面では一転真剣モードに。
ここらへんの采配はさすがにバスケを理解していますね。
一番大事な時間が来る前に主要選手を一度休ませるのは、バスケの定石ですね。
「君たちは強くなる」
桜木、流川ら新入生が入り、宮城も怪我から戻ってきた湘北バスケ部を見た安西先生は
高いポテンシャルに期待を漏らしていましたね。
言葉通り湘北バスケ部は強くなっていくわけですが、まさか結成三カ月足らずのチームが
全国に行くところまでは描けていなかったでしょう。
「おや?」
三井率いる不良との乱闘事件現場に現れた安西先生。
この湘北バスケ部の絶体絶命という場面でも、動じない安西先生の器の大きさを感じます。
普通の先生なら同様しますよ。
そして中学時代から知る三井を一瞬で見つけ、形はどうあれ、再び体育館に戻ってきた三井を見て嬉しくなったのではないでしょうか。
「最後まで・・・希望をすてちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ。」
中学時代の三井の運命を変えたといってもいい名言ですね。
スラムダンクの中でも一番有名な名言なのではないでしょうか?
バスケットに限らず人生においては、常に新たな壁が現れます。
そのたびにこの言葉を思い出せば、きっと新たな壁を乗り越えられる気がしますね。
あきらめないかぎり希望は必ずあるんです。
「勝ちたいという気持ちがないなら海南大附属などと戦うべきじゃない」
ついに神奈川の王者海南と試合が決まり、ナーバスになる湘北メンバーに言った名言。
湘北メンバーに適度の緊張感とやる気を出させるために、こう発言したのではないでしょうか。
自信と覚悟をきめて試合にのぞませるための名言。
「…精神が肉体を超え始めたか………!?」
海南戦で足首を怪我した赤木ですが、後半には全く怪我の痛みを感じさせないパフォーマンスを見せてくれましたね。
指導者として怪我した選手を試合に出させる責任を感じていた安西先生ですが、赤木の鬼気迫る活躍には圧倒されていました。
「君たちは強い」
全国を懸けた陵南戦にこれなかった安西先生は、病院から湘北メンバーにエールを送っていました。
安西先生の言葉には何故こんなにも説得力や人を安心させる力があるのだろうと、いつも感心してしまいますね。
「とりあえず、 君は日本一の高校生になりなさい」
陵南戦後にアメリカ留学をしたい気持ちを打ち明けた流川に対して言った名言。
陵南戦では仙道と互角に戦ったように見えた流川でしたが、安西先生から見れば流川は仙道にまだまだ及ばないことを告げました。
これは山王戦で流川が仙道のようにパスで味方を活かすことを覚え、さらに進化していく伏線のようにも思えますね。
このときの流川はちょっとふわふわした状態になっていて、安西先生は明確な目標設定をすることにより流川のやる気を駆り立たせようとしたのだと思います。
目標をたてる大切さを教えてくれますね。
「お前なぁんか勘違いしとりゃせんか?」
「お前の為にチームがあるんじゃねぇ、チームの為にお前がいる」
大学でバリバリに指導をしていた安西先生は、谷沢と言う選手の才能を見出していました。
しかし彼は自己中心なプレーをしていて、ことあるごとに安西先生に熱い指導を受けることに。
あくまでチームが勝つためにお前がいる、目的と手段という言葉にに似ている気がします。
勝つことが目的で、そのために谷沢という手段がある。
谷沢がひとり気持ちよくプレーするためにチームがあるのではなく、チームが勝つために谷沢の力が必要。
そういう意味だと思います。
「道楽か…かもしれんね。」
桜木に遠征には行かず合宿することを納得させるために、シューティング勝負を提案した安西先生。
安西先生の実力をまだ知らない桜木とスラムダンク読者は、安西先生のシュートの上手さに度肝を抜かれましたね。
この言葉には桜木に個人練習をつけたいという、安西先生の個人的な思いが大きいことを表しているように感じます。
どんどん成長していく桜木を見ていたい、そんな個人的な思いが強かったのでは。
「下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」
桜木のミドルシュートを習得させるために行った合宿中に出た名言。
自分のジャンプシュートのフォームを見ても、一向に自分の下手さを認めない桜木に対し、独り言のようにつぶやいていましたね。
この時は桜木もこの言葉の意味は理解していなかったようですが、このとき以降桜木がさらに加速的に進化していきましたね。
まずは現状の自分の実力や立ち位置を理解し現実を認めることで、人はやっと成長しようという気になれるということですね。
成長したい人は、まず自分の無力さを認めることから始めなければなりません。
そんな深い意味がこの名言には含まれているのではないでしょうか。
「終わった時にわかるでしょう。これが正しいか、正しくないか。 正しくなかったと思い知らせてやりましょう」
「終わった時にわかるでしょう。これが正しいか、正しくないか。 正しくなかったと思い知らせてやりましょう」
インターハイのトーナメント票には各チームの評価がランキング化され、コメントがのっていて、湘北はまさかのCランクでした。
安西先生は、こんな屈辱的なランキングを逆手にとって、湘北メンバーのやる気をあげました。
さすがは智将安西先生、人の気持ちをコントロールするのが本当に上手です。
「全国制覇とは口先だけの目標かね?」
インターハイ一回戦で豊玉のラフプレーに苛立ち普段のプレーができない湘北メンバーに一喝。
安西先生が全体的に叱ったのはこのときが最初で最後だったのでは?
叱るときは図星をしっかりとついてくるのが安西流ですね。
「断固たる決意が必要なんだ」
湘北にとって山王戦は史上最大の難関であり、最大の壁でした。
そんな大きな挑戦をするときは作戦云々ではなく、まず断固たる決意、メンタル、マインドが必要ということですね。
何か新しい挑戦や壁にぶち当たったときは、この名言を思い出せば頑張れそうですね。
「そろそろ自分を信じていい頃だ…。 今の君はもう十分あの頃を越えているよ」
中学時代から三井を見てきた安西先生は、三井の栄光時代から不良になった暗黒時代までを見てきました。
そんな光と影を見てきた安西先生は、過去を美化し今を卑下する三井の成長を感じ認めていました。
安西先生にとって三井は特別な思いがある選手せあり生徒なのかもしれませんね。
「湘北の切り込み隊長ですよ。」
山王お家芸のゾーンプレスにつかまった湘北はタイムアウトを取り、安西先生が作戦を伝えました。
通常であればゾーンプレスに対してはセンターを中継させるのですが、安西先生は宮城以外は全員ゴールに向かって走ることを指示。
宮城を絶対的に信頼していることを示すことで、宮城に自信を与えました。
シンプル過ぎるこの作戦は見事成功し、山王のゾーンプレスを無効かさせました。
「二本のパスは布石」
沢北と対戦し始めて能力で敵わなかった流川は、自らシュートを決めることを諦めパスを選択します。
一本目は赤木へ、二本目は三井へ、立て続けにアシストを成功させます。
そしてこの二本のパスがディフェンスをする沢北の選択肢を増やし、流川は沢北を抜くことに成功しました。
「それだ」
山王相手に逆転のチャンスを見出せない湘北は、安西先生が桜木にリバウンドを託しました。
野辺相手にいいポジションを取れない桜木でしたが、ポジション取は諦めジャンプ力でリバウンドを奪いました。
いつもは冷静な安西先生が思わず力が入ってしまった瞬間でした。
「見てるか谷沢?」
安西先生史上、最高の才能を持っていた選手が谷沢でした。
しかし、桜木と流川は谷沢を上回る才能を持っていて、試合中にもどんどん成長していきます。
そんな桜木と流川を見て、思わず亡くなってしまった谷沢に話かけてしまいました。
桜木と流川という才能ある二人の選手を同時に指導できれば、指導者としては最高でしょう。
「何とか勝たせてあげたい」
山王戦の試合終盤に出た安西先生の心の声。
もはや作戦などではどうこうできない山王との力の差が見えたときに、何とか勝たせたい、まだ諦められない、そんな熱い気持ちが感じられました。
まとめ
スラムダンクきっての名言メイカー安西先生の名言をまとめてみました。
安西先生の名言は心にグサッと突き刺さるような、真剣に選手と向き合っているからこそ出る言葉が多いように感じました。
人生レベルに活かせる安西先生の名言は本当に参考になりますね。
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