引用:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/
スラムダンクの名脇役と言えば、めがね君こと小暮公延ですね。
スラムダンクのキャラクターには、それぞれモデルとなった選手が存在するのは有名な話ですよね。
今回は、湘北の優しい副キャプテン小暮公延のモデルとなったされる、ジョン・パクソンを紹介します。
パクソンを知ることで小暮をさらに好きになり、もう一度スラムダンクを読み直したくなること間違いなし。
小暮公延
メガネの下に甘いマスクを隠し持つ、湘北高校バスケット部副キャプテン。
赤木とは北村中学時代からの親友で、スパルタでムチ役の赤木に対し小暮は優しいアメ役をつとめている。
身長178cm,体重62kgと体格や身体能力では、それほど高くはないが、持ち前の優しい性格や冷静な判断力で湘北を支えている。
また後輩の桜木からは「めがね君」と呼ばれている。普通なら後輩にあだ名で呼ばれたら怒りそうなものですが、受け入れているあたりも小暮らしいところですね。
それでは小暮のモデルとなったジョン・パクソンについて紹介していきます。
小暮のモデル、ジョン・パクソン
ジョン・パクソンはNBAで活躍したバスケット選手でポジションはポイントガード。
元プロ選手のジム・パクソンを父に持つ、いわゆる二世プレイヤーです。
ちなみに父ジムはポートランド・ブレイザーズで活躍し、通算1万点を記録した名プレイヤーだったみたいです。
真ん中分けの池間ん具合が小暮って感じですね。
■ジョン・パクソンのプロフィール
・生年月日:1960年9月29日
・出身地:アメリカ合衆国オハイオ州デイトン
・出身校: ノートルダム大学
ノートルダム大学で1試合平均平均12得点を記録したパクソンは、1983年にオールアメリカンに選ばれています。
1983年のNBAドラフトでは19位でサンアントニオ・スパーズから指名を受けNBA入りしました。
サンアントニオ・スパーズはNBA優勝5回を誇る名門チームですが、パクソンが入った時代はまだ優勝経験はありませんでした。
パクソンは二年後、バスケの神様、マイケル・ジョーダンのいるシカゴブルズに移籍。
ブルズ移籍後に最初の3ピート(三連覇)に貢献し引退しました。
引退後はブルズのアシスタントコーチをつとめるも、指導者はすぐにやめて球団のフロント業やアナウンサー業などをつとめました。
→ブルズアシスタントコーチ
→ウィザーズのフロント
→ブルズ専属アナウンサー
→ブルズ副社長
→ブルズGM(ゼネラルマネージャー)
→ブルズ球団社長
パクソンはコート外でも活躍していたようですね。
パクソンのプレー集
小暮とジョン・パクソンの共通点
それでは小暮とモデルとなったパクソンの共通点を紹介していきます。
試合を決める決勝3ポイントシュート
小暮は全国が懸かった陵南戦の残り時間1分のところで値千金の3ポイントシュートを決めている。
最終的には桜木のダメ押しとなる、プットバンクダンクシュートが決勝弾となるが、小暮のスリーポイントシュートが試合を決めたと言ってもいいでしょう。
小暮のプレー面でのベストシーンはこのプレーではないでしょうか。
パクソンも小暮同様の決勝3ポイントシュートを決めているのです。
1993年の優勝をかけたNBAファイナルに、シカゴ・ブルズの一員として出場したパクソンは、チャールズバークレー率いるフェニックス・サンズと対戦した。
王手をかけた第6戦でブルズは、残り時間わずかなところで96対98と2点リードを許していた。
そしてブルズはタイムアウトを取り、逆転の作戦を考えた。
当時のブルズならば最後はジョーダンがシュートを打つのが当然の流れですが、このときに最後のシュートを託されたのはなんとパクソンでした。
作戦の内容はこうです。
ジョーダンがドライブでゴールを狙い、そこからピッペンにパス→
ピッペンからゴール下のグラントにパス→
グラントからノーマークのパクソンへパス→
パくソンが3ポイントシュートを決める。
まさしく小暮が打った3ポイントシュートと、同じようなシュチュエーションでパクソンも3ポイントシュートを決めたのです。
このパクソンの決勝3ポイントシュートにより、ブルズは3ピートを達成しました。
作者の井上氏も当然このシーンは知っているはずなので、陵南戦での小暮のプレーは、間違いなくパクソンのプレーがモデルになっているはずです。
コート外での活躍
前述したとおり小暮は桜木と流川にスタメンを奪われる形で、試合での活躍は徐々に減っていきます。
しかし、試合以外でも重要な役割を果たし、コート外でも活躍しています。
コート外では主に冷静に試合を分析し的確な指示を出したりしています。
個人的には、三井達との乱闘事件が小暮最大のファインプレーだと思っています。
小暮は乱闘が始まるとすぐに、体育館の施錠とカーテンを閉めることを支持しました。
このおかげで乱闘騒ぎが外に漏れずに、桜木軍団や赤木が体育館にくる時間を稼ぐことが出来ました。
この小暮のファインプレーがなければ、湘北バスケ部は廃部になっていてもおかしくなかったですね。
一方のパクソンは前述したとおり、アシスタントコーチをはじめとする選手以外でも活躍しています。
もしスラムダンクの続きがあるならば、パクソン同様に小暮も指導者や、桜木や流川がプロになったときに、球団のフロント業をするという話もありそうですね。
背番号5
小暮もパクソンも背番号は同じ5番をつけています。
ただ、高校バスケでは副キャプテンが5番をつけることが多いので、背番号はたまたまというか、設定上ちょうどよかったのではないかと思います。
まとめ
スラムダンク小暮のモデルとされるジョン・パクソンと、二人の共通点をまとめてみました。
小暮とジョンパクソンには3つの共通点があり、決勝3ポイントシュート、コート外での活躍、背番号5がありました。
なんといっても、陵南戦での小暮の決勝3ポイントシュートは最高ですね。
スラムダンクには他にもNBA選手がモデルとなったキャラクターがいます。
他にもモデルとなった選手を記事にしていますので、よければお読みください。
→スラムダンク流川のモデルがマイケルジョーダンとわかる10コの共通点!
→スラムダンク仙道のモデルは日本に実在した!JUNとは何者?
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