人気バスケ漫画スラムダンクと言えば、主人公桜木が所属する湘北高校以外にも魅力的なキャラクターが数大く登場しますね。
その中でも作中、最強クラスの実力を持っているのが、高校バスケ界のトップに君臨する山王工業のエース沢北栄治です。
沢北は二年生にして既に山王工業のエースであり、高校バスケ界ナンバーワンプレイヤーと言われています。
湘北と対戦したさいには、それまで1on1では誰にも負けなかった湘北の一年生エース流川をコテンパンにしてしましたね。
沢北の1on1能力や身体能力には脱帽の一言です。
山王工業の監督をつとめる堂本先生も「1on1のスキルでこの沢北にかなう者はいない。高校生...いや大学にもいるかどーか...」と口にするほどですから。
そんな高校生ナンバーワンプレイヤーである沢北ですが、あるNBA選手がモデルになっていることは有名な話ですね。
みなさんご存知のペニーこと、アンファニー・ハーダウェイです。
このペニー・ハーダウェイの髪型は沢北の髪型と完全一致してますよね。
ただ、沢北とペニーの共通点はそれだけではありません。
今回は、そんな沢北のモデルとなったペニーと沢北の共通点などを紹介します。
沢北のモデルとなったペニー・ハーダウェイとは?
本名:アンファニー・ハーダウェイ
生年月日: 1971年7月18日
身長:201cm
体重:99.8kg
ドラフト: 1993年 3位
出身大学:メンフィス大学
ポジション:SG
沢北のモデルとなったアンファニー・ハーダウェイは、主にNBAのマジックで活躍した超スター選手です。
ペニーは1993年のNBAドラフトでゴールデン・ステート・ウォリアーズから全体3位で指名されると、直後にオーランド・マジックの1位指名選手クリス・ウェバーとトレードされてオーランド・マジックに入団します。
余談ですがNBAではドラフト指名されてから直後にトレードされることはあるあるだったりします。
ペニーをどんな選手かを簡単に言ってしまえば、長身のオールラウンドプレイヤーといった感じです。
3ポイントあり、ドライブあり、ポストプレーあり、しかもそれでいて2mを超える身長でポイントガードまでこなします。
ペニーの全盛期のプレーがこちらです。
そんなペニーはNBA入りして2シーズン目から4年間連続でオールスター戦の先発選手にも選ばれるなどし、次期マイケル・ジョーダンと期待されるほどの人気選手でした。
NBAで2シーズン目のルーキーがオールスターに選ばれることでさえ凄いことですが、ペニーはさらにオールスターの先発メンバーに選ばれているから驚きですね。
そんな将来を渇望されたペニーですが、キャリア中盤にひざをケガしてからはパフォーマンスが落ちていったため、全盛期は極端に短いです。
いまだに「もしペニーが怪我しなかったら今頃どうなっていたのか?」こんな話が良くされるくらいで、最近で言えば当時史上最年少でシーズンMVPを受賞したデリック・ローズみたいな感じですね。
大きな期待とキャリア中盤のトーンダウンしたキャリア、そんなとこもペニー人気の要因である気がしますが。
なんだか短い期間で連載終了したスラムダンクのようですね。
沢北のモデル・ペニーと言えば
ペニーと言えば、全盛期時代のマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズをプレーオフで破った男でもあります。
マイケル・ジョーダンはみなさんご存知のとおりNBA三連覇を2回も記録して、ブルズ黄金期を作ったわけですが、そんな黄金期のブルズを破ったのはペニー率いるマジックだけなんです。
つまり、バスケの神様、マイケル・ジョーダンにゆいつ土をつけた男ということになります。
じっさいにはジョーダンが一度引退してからNBAに復帰した1シーズン目だったことも、その結果にいたった要因の1つとしてあるわけですが。
そして、マイケル・ジョーダンがモデルとなっている選手といえばみなさんのご存知この方、流川楓ですね。
これまで負け知らずの流川に初めて完敗を味わせたのが沢北で、このへんのストーリーも、沢北のモデルがペニーというとこに納得いきます。
沢北とペニーの性格・プレースタイルは違う
風貌からしても一発で沢北のモデルとわかるペニーですが、プレースタイルは似てるようでちょっと違います。
というのは、沢北もペニーも高い身体能力を持っているとこは共通してるのですが、沢北は自分で得点を狙っていくのに対し、ペニーはポイントガードもこなしてゲームメイクやアシストも得意なんですね。
得点や1on1の鬼である沢北に対して、ペニーはオールラウンダーなのです。
なので、髪形、身体能力、得点力などは共通してるのですが、プレースタイル自体はちょっと違うといった感じです。
また、違うのはプレースタイルだけでなく、性格もけっこう違います。
沢北と言えば、流川と同じくらいの負けず嫌いキャラですが、ペニーはちょっと違うみたいです。
ペニーはそこまで勝負ごとにこだわらない性格だとなにかの記事で読んだことがあります。
沢北のキャラ設定自体はスラムダンクオリジナルということでしょう。
ただ、沢北が湘北戦で見せたダブルクラッチは、やはりペニーからインスピレーションを受けていると思います。
沢北のモデル・ペニーのバッシュが一世風靡
沢北のモデル、ペニーと言えば現役当時は相当な人気だったのは上述したとおりですが、それを象徴するようにペニーモデルのバッシュの人気もすごかかったですね。
エア・ペニーと言えば、未だに人気のバスケットシューズで、スラムダンクファンにとっても馴染みがあるのではないでようか。
沢北自身はアシックスのJAPANを履いていますが。
日本人からするとエア・ペニーやエア・ジョーダンは重いですから、沢北は性能重視をしてアシックスを履いているのでしょう。
まとめ
スラムダンクの最強クラスのキャラクターである沢北。
そんな沢北のモデル、ペニー・ハーダウェイについて紹介しました。
ペニーは、全盛期のジョーダンを倒したゆいつの選手で、その抜群の身体能力から繰り出されるダブルクラッチはまさに沢北そのものと言った感じです。
沢北のモデルとなったペニーは、ひざのケガによりキャリアが下降していったわけですが、もしスラムダンクの続きがあれば沢北がけがに苦しむ、そんなときがくるかもしれませんね。
ペニーのプレーを見てから、もう一度スラムダンクを読み直すと新たな面白さがあると思いますよ。
それでは沢北のモデルとなったペニー・ハーダウェイの紹介でした。
>>流川のモデルがマイケル・ジョーダンとわかる10コの共通点