スラムダンクの最強高校と言えば、やはり山王工業でしょう。
作中でも二年連続で全国大会を制している描写があり、絶対王者の貫禄すらありますね。
そんな最強山王工業には、個人能力の高い強力なメンバーが揃っています。
この記事ではそんな最強山王工業のメンバーを詳しく紹介します。
山王工業のメンバー
最強山王工業は各ポジションに超高校級のメンバーをそろえていますね。
湘北と同じ神奈川にも最終的に全国2位になった海南や、仙道擁する陵南など、強豪チームがひしめいていますが、やはり山王工業のメンバーは圧倒的に豪華です。
また作中では7人のメンバーの描写しかありませんでしたが、ベンチにも強力なメンバーが揃っているのかもしれませんね。
それでは作中で描写があった最強山王工業のメンバーを紹介します。
完璧なポイントガード!深津一成
最強山王工業と言えば、まずはキャプテンの深津一成でしょう。
普段は黒子役に徹している深津ですが、その能力はとても高く、オフェンスではゲームメイク、3ポイントシュート、ポストプレーなどを駆使する万能選手です。
守っては常に試合終盤かのようなプレッシャーをかけて鉄壁のディフェンス力を誇っています。
なみのポイントガードでは深津には全く太刀打ちできないでしょう。
二年生のころに対戦した海南との試合では、あの神奈川の帝王牧からボールを奪っていましたね。
また、試合終盤でもブレないメンタルを持っています。
湘北戦では奇襲をかけられた山王メンバーは、いつもとは違う空気を感じていましたが深津だけは違いましたね。
宮城と桜木によるアリウープを決められた後、すぐさま自らのシュートで2点を取り返し、
「同じ二点だぴょん」
と言っていましたね。
この深津の冷静さには安西先生も困った様子が描かれていました。
また、プレーもさることながら語尾に「ピョン」をつけることでも印象的なメンバーです。
ちなみに「ピョン」の前は「ベシ」が口ぐせだったよう。
湘北戦を控えた前夜に行われたビデオミーティングでは、堂本監督に
「明日は得点も取ってもらうぞ深津」
と言われると
「点とるベシ...ピョン」
とピョンとベシを間違えていましたね。
ちなみにスラムダンクあれから10日後では、新たな口ぐせを探しているところが描かれています。
深津いわく語尾につける言葉を接尾語というみたいです。
そんなおちゃめな一面をもつ深津ですが、バスケットの能力はほぼ完ぺきで、スラムダンク最高のポイントガードと言えるかもしれませんね。
ディフェンスのスペシャリスト!一ノ倉聡
一ノ倉と言えば何と言っても「すっぽんディフェンス」と言われる相手に張り付く驚異のディフェンスですね。
湘北戦では三井の3ポイントを抑えるためにスタメンに起用されましたが、三井の3ポイントシュートを抑えることができませんでした。
しかし、一ノ倉が前半にすっぽんディフェンスをしたため、後半の三井は完全にスタミナ切れを起こしていました。
おそるべきすっぽんディフェンス。
そんな一ノ倉は、スラムダンクに出てくる数少ないディフェンシブプレイヤーと言えますね。
陵南の「ディフェンスに定評のある池上」か「すっぽんディフェンス一ノ倉」かって感じですね。
一ノ倉の忍耐強いディフェンスには彼の性格が影響しています。
かつて一ノ倉は猛烈な腹痛におそわれるも、気が失うまで我慢して病院に運ばれたことがあり、急性盲腸炎だったというエピソードもあります。
また、山王工業の練習はとてもきつく、かつて深津、河田、野辺、沢北は合宿所から逃げ出したことがあります。
しかし、一ノ倉は逃げ出したことがありません。
スラムダンク1我慢強い男、それが一ノ倉聡なのです。
高校№1プレイヤー沢北栄治
沢北は純粋な1on1能力は作中ナンバーワンで、最強山王工業で唯一1年生にしてレギュラーになった選手です。
あの流川すら沢北の前では下手な選手に見えるくらい、沢北の能力は図抜けています。
沢北のずば抜けた1on1の強さは、幼少から沢北の父「テツ沢北」と1on1を繰り返す日々を送ったことにより出来上がりました。
そのため沢北はオフェンスだけではなくディフェンスも超一流です。
あれだけ小さい頃から大人と毎日1on1をしていれば、それは上手くなりますよね。
しかも沢北は女子からの人気も高く「山王バスケ部始まって以来の二枚目」と言われています。
そんな沢北に先輩の河田は嫉妬しているようで、沢北が女の子からTシャツをもらっていたことを暴露されていましたね。
しかし、そんな沢北にも唯一の弱点があります。
それは相手が弱いと集中力が切れてしまう、メンタルの浮き沈みです。
湘北戦ではそのメンタルのせいでミスを冒し、ベンチに下げられるシーンがありました。
それでも沢北の能力にはやはり申し分がないと言えるでしょう。
ただ個人能力には限界がありますから、アメリカに渡った沢北がどう変わり、どう成長していくのかが見てみたいですね。
スラムダンクあれから10日後では、アメリカへ飛び立つ沢北の様子が描かれていますが、プレーの描写はありません。
スラムダンクの続きがあれば沢北、仙道、流川あたりの対決が見たいものです。
最強センター河田雅史
河田雅史と言えばスラムダンクの中でもトップクラスの実力を持ったセンターですね。
湘北戦では赤木を完膚なきまでに封じ込めました。
あの赤木があれだけ抑え込まれたのは、河田雅史が初めてでしょう。
それもそのはず、日本代表で深体大の杉山いわく、河田は大学でもセンターの中でベスト3に入る実力を持っているのですから。
鋼の肉体に3~5番までをこなすプレーの幅の広さは圧巻です。
なぜ河田がそんな怪物プレイヤーになったかというと、河田の身長が急激に伸びたことが関係しています。
山王工業に入学した時の河田の身長は165cmで、そこから1年間で25cmも
身長が伸びました。
そのたびにポジションが変わっていったことが河田を日本一のセンターにしたみたいですね。
そもそも身長165cmっだったってことは、当時のポジションはポイントガード以外ありえないです。
ってことは河田は実際は1~5番までの全てのポジションをこなすことができるわけです。
最強すぎます。
また最強山王工業で勝って当たり前という環境の中で、プレーしているためメンタル面も非常にタフです。
スラムダンクの続きがあれば、今後必ず日本代表に選ばれるでしょう。
元リバウンド王!野辺将広
野辺と言えばリバウンドです。
桜木が初めてリバウンドを完全に抑え込まれたのが、この山王の野辺でした。
桜木はこれまでスラムダンクの全チームの中で一番高さがある翔陽や、海南、2mセンター魚住擁する陵南相手でさえリバウンドを取りまくってきました。
そんな桜木をシャットアウトするとは、さすがポールです。
トーテムポールみたいな顔をしていることから、桜木が野辺をポールと呼んでいます。
そんなポール野辺ですが、そのリバウンドの強さゆえに、逆に桜木のリバウンドの才能を開花させてしまいましたね。
桜木がリバウンドの才能を開花させてからは、一切リバウンドを取れなくなってしまいました。
リバウンド王から元リバウンド王へ降格した瞬間です。
そんな不運なキャラクターの野辺ですが、じつは意外な事実があります。
それは身長が河田雅史よりも大きいということです。
河田が身長194cmに対し野辺は198cmもあります。
これは意外な事実ですね。
4番ポジションで198cmはスラムダンクの中で最高身長です。
スクリーンアウトが上手い野辺ですが、そもそも身長が高いのでリバウンド
が強いという理由があるのです。
また野辺がオフェンスをしている描写がないので、オフェンスではどんなプレーをするのか見てみたいものですね。
センス抜群の準エース!松本稔
みなさんご存知のとおり山王のエースと言えば、高校生ナンバーワンプレイヤーの沢北ですね。
そんな沢北の陰に隠れて目立たないですが、じつは全国トップクラスの得点力やバスケットセンスを持っているのが松本です。
湘北戦では後半から出場すると、マッチアップした三井から得点を量産しました。
アウトサイドシュート、ドライブなどシューティングガードに必要なスキルを全て兼ね備えています。
かなりオフェンスの引き出しが多い選手と言えるでしょう。
また湘北戦ではシックスマンとして起用された松本ですが、普段はスタメンです。
山王は三井の3ポイントシュートを警戒して、ディフェンスのスペシャリスト一ノ倉を湘北戦ではスタメンで使っていました。
まさかこんなエース級の選手が、シックスマンで出てくるとは思いませんでしたね。
湘北対山王戦を観戦していた海南の武藤は
「沢北がいなければどこでもエースをはれる男さ」
とその実力を評価していました。
また山王工業お家芸のゾーンプレスでは、抜群の機動力を活かし前線でプレッシャーディフェンスをかけボールを奪います。
山王のスタメンをはるだけあって体力も尋常ではありません。
そんな完璧に見える松本の唯一の欠点がメンタルです。
山王が湘北に敗れた要因の一つが三井の3ポイントでしたね。
三井のマッチアップは松本でしたが、三井の異常な雰囲気にのまれて、3ポイントのバスケットカウントを許したのはいけませんでした。
三井とのマッチアップで見えたメンタルのもろさを克服すれば、沢北を超える日が来るかもしれません。
身長2m越えの巨漢!河田美紀男
山王で唯一1人だけ湘北戦に出場したのが、身長2m10cmの河田美紀男でしたね。
美紀男は高校界ナンバーワンセンターの河田雅史の実の弟です。
彼の持ち味はその高さとパワーを活かしたゴール下でのプレーです。
ゴール下で面をとりボールをもらい振り向いてシュートをうつという、シンプルなプレーしかしませんがその威力は強烈です。
マッチアップした桜木も最初は全く美紀男を止めることができませんでした。
しかし、桜木が美紀男のパワーに慣れてからはゴール下でポジションが取れなくなり、強引にポジション取りをしてファールをおかしてしまいましたね。
そう美紀男はこのゴール下でのプレーしかできないのです。
相手が桜木でなければ、この美紀男のプレーが止められることはなかったでしょう。
美紀男はこのプレーしかできないということは、まだバスケットを始めて間もないのかもしれませんね。
またディフェンス面では、その巨体が逆に仇となりスピードに対応できない弱点が
あります。
桜木とのマッチアップではその弱点を露呈する形となりました。
また美紀男は試合中にも関わらず、敵とお話を始めたりするなど、かなりマイペースな性格をしています。
闘争心が高い兄、河田雅史とは真逆の性格をしています。
スラムダンクの扉絵では、美紀男みそっくりな母親が描かれていました。
美紀男はマイペースな母親似で、兄雅史は父親に似ているのでしょう。
スラムダンクあれから10日後では、兄雅史から徹底的に鍛えることを宣言
されています。
スラムダンクの続きがあれば、成長した美紀男が見れるでしょう。
なんせ美紀男の体格は作中ナンバーワンですから、鍛えれば誰も止められないほどの選手になれるでしょう。
まとめ
スラムダンクの最強山王工業のメンバーを紹介しました。
やはりどの選手も全国トップクラスの実力を持っていることが分かりますね。
最高の黒子役深津、沢北がいなければどこでもエースをはれる松本、ナンバーワン高校生沢北、リバウンドのスペシャリスト野辺、高校ナンバーワンセンター河田
これだけのメンバーがそろっていて、しかも日本一走れるスタミナを持っている山王工業が強いのは納得ですね。
では最後に、そんな日本一のメンバーが揃う山王対湘北戦の動画を見つけたのでどうぞご覧ください。
最強山王工業のメンバーも多数ランクインしています。
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