バスケ漫画の金字塔であるスラムダンクは、漫画のみならずアニメ版も人気でしたね。
世代によってはアニメからスラムダンクを知り、漫画を読んだという人もいると思います。
そんなアニメ・スラムダンクですが、残念ながら1番盛り上がる山王戦やりインターハイは放映されずに打ち切りとなりました。
スラダンファンなら是非、山王戦やインターハイ編を見てみたいというのが本音だと思います。
この記事ではアニメ・スラムダンクが打ち切りになった理由や、ファン待望の山王戦は見れないのかを検証していきます。
アニメ・スラムダンクが打ち切りになった理由とは?
アニメ・スラムダンクの最終回は、桜木のシュート2万本合宿を終えたあとに漫画にはないオリジナルストーリーが展開されます。
その内容は、まさかの藤真ら翔陽メンバーと、仙道ら陵南メンバーが組んだ合同チームと、湘北が練習試合をするというものです。
このドリームマッチにスラダンファンは歓喜したわけですが、残念ながらその後の山王戦やインターハイ編は描かれませんでした(泣)
アニメのエンディングでは、森重をはじめとする全国編のキャラクターが登場しているので、ファンからすれば山王戦まで放映されるのが規定路線って感じでしたが。
このエンディングを見る限り、全国編の制作は多少始まっていたのではと思います。
なのになぜ、あのタイミングで打ち切りになったのか?
打ち切りの理由は以下の2つと思われます。
打ち切り理由1、視聴率の低下
これはスラムダンク自体の人気の低下による視聴率低下ではなく、裏番組に圧された事による視聴率低下と言われています。
ちなみに、当時のスラムダンクの裏番組は『筋肉番付』でした。
元々は深夜帯に放送していた『筋肉番付』がスラムダンクと同じ、土曜日のゴールデンに進出してきたことが、打ち切りの要因の1つになったと考えられます。
打ち切り理由2、原作の先行き不鮮明さ
アニメ終了時の原作漫画は単行本でいうとこの28巻あたりで、ちょうど山王戦の後半あたりでした。
なので、原作にアニメが追い付きそうな状況ではなかったわけです。
にも関わらず打ち切りになったのは、やはり原作が先行き不明になったことが大きいと思われます。
このまま山王戦の後も原作が続くことが決まっていれば、わざわざ打ち切りにするこもなかったでしょう。
有名な話ですが当時、作者と編集部の間には、確執がありました。
編集部は作品を引き延ばそうとして、作者はそれに相反する考えで、無理やり山王戦で原作を連載終了することに。
ちょうど番組改編の時期も近かったため、漫画にはないオリジナルストーリーで間を持たせた。
これが、アニメ・スラムダンク打ち切りの理由です。
やはり、1番の理由は、作者と編集部の確執だと思います。
連載がどこまで続くかわからない状況、番組改編時期、裏番組の「筋肉番付」のゴールデン進出、ここらへんが重なって打ち切りになったんですね。
もし、1つでもタイミングがズレていれば、山王戦やインターハイも見れていたかもしれません。
そう思うと、よりアニメ版の全国編が見たくなりますね(泣)
山王戦はアニメ化されないのか?
これはもうスラダンファンなら是が非でも見たいとこですが、アニメ化は難しいかもしれません。
というのも、実は作者の井上氏はアニメ化に否定的だからです。
放送当時は、アニメの出来の悪さに腹を立てていたという話があるくらいですから。
なので、どんなにオファーがあったとしても、作者の井上氏がゴーサインを出すとは考えづらいです。
確かにアニメ版を見てると、あの山王戦の雰囲気をアニメで出すのは難しいだろうなとも感じます。
山王戦の最終盤はセリフすらなく画力だけで描かれていますが、あのシーンをアニメでは再現不可能だと思いますので。
いずれにしても作者の気持ち次第だと思います。
アニメ化を望むスラダンファンの声は未だに根強くありますから、作者の気が変わることがないとは言えないし、あるとも言い難い。
スラダンファンはその時をまつしかありませんね。
山王戦のおすすめ動画
それでは最後に山王戦のおすすめ動画をまとめたいと思います。
>>【スラムダンク】アニメ最終回の結末は?まさかのドリームチーム結成!
>>スラムダンクあれから(最終回)から10日後、それぞれの物語!